バイカーズフェスタ レースレポート
「どうだったの?」とお客様に聞かれます。
そう、久しぶりにエントリーしたレースの結果についてです。たいした結果じゃありませんが、せっかくなのでレポートをまとめてみます。数年前にまでマウンテンバイクのレースに携わっていたこともあるので、そんな感じにまとめてみます。長いので斜め読みで結構です♪
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参加大会「シマノバイカーズフェスタ」
開催期間 7月22日(土)試走 23日(日)本戦
エントリーカテゴリー ダウンヒルリジット
ゼッケン407
使用機材:バイク スペシャライズドP.3(2000モデル)
フロントフォーク ロックショックス レベレーション(ポジ&ネガ110psi コンプ解放&リバウンド解放から20度)
タイヤ パナレーサー ランページ(前後2.3Bar)
試走のため前日から会場入り。試走時間は十分確保されているので9時過ぎに現地入りしてテント設営、バイクの準備を行う。
10時過ぎから1本目の試走に向かう。コースは本大会のための特設となっており、通常稼働していないリフトを使いスタート地点までいく。Bコース後半からAコースに接続し、Aダッシュコースをえてゲレンデ区間を過ぎゴールする。距離は1.3Km、昨年のトップ選手のタイムが2分22秒となっている。昨年からコースが改まり、テクニックの差がでやすいレイアウトになっている(一昨年まではCコースを主体)。
富士見パノラマを走ること自体昨年はさぼってしまい、今季はレース前に一度走ったもののBコース後半は路面状況が悪く、スタートからAコースまで入る区間は初めて走る。路面はややスリッピーな箇所もあるシングルトラックから、根っこが生い茂る広めの区間を経てAコースに入るのだが、シングルトラックはいくつかカットインできるレイアウトと、根っこ区間はコースなりに走るとAコースに接続しないのでコースアウトしてしまう。
実際根っこセクションのコースがわからずそのままBコースなりに走ってしまいコースアウト。ここでブレーキにトラブルが発生。ブレーキホースが破断してフロントブレーキが効かない状態になる。Aダッシュコースをフロントブレーキ無しで試走するのは困難なのでエスケープしてピットまで戻る。
ブレーキが古い型だったが補修部品はSHIMANOのテクニカルサービスから購入することができたのでピットでブレーキホース交換を行う(さすがにシマノのサービスの手を煩わせるのは申し訳なし)。
いい休憩になったので再度試走を行う。ラインが定まらないまま適当にスピードを上げると何度かスリップや転倒を喫する。走行中、誤ってフロントシフターに手が当たり、無意味に変速してしまうことがあったので、2本目の試走終了後にシフターを取り外す。Fメカのロー側の調整ボルトを長いものに変えてフロントメカのプレート位置をセンターで固定した(フロントはWギヤ仕様)。
リアの変速ワイヤーが破断したので変速ワイヤーの交換作業を行う。なんだか今回はトラブル続きである。
3本目の試走はシングルトラックのカットインラインと根っこセクション・Aダッシュ部分のライン取りを確認。走行中チェーンが外れることがあったので、フロントシフターを元に戻そうとしたが、ワイヤーの固定ボルトが紛失してしまったので、フロントシフターの復旧は諦める(万が一チェーンが外れてもFメカの操作で復旧できるようにするため)。
Aダッシュ区間でフロントフォークが突っ張りすぎるので、サスペンションのセッティングを変更(ポジティブエア120psi→110psi、ネガティブエア100psi→110psi)。チームDHにもエントリーしていたので、最後の試走を兼ねてと思っていたが、同行者が出走を辞退したので今日の試走は終了。セッティングの変更後の試走がままならなかったが、体力も消耗していたので明日に備える。
ピットを撤収し、ペンションに移動する。
決勝当日、早朝の試走はペンションでの朝食の都合、間に合わないのでキャンセル。朝食を食べて会場入り。レースは午前・午後に1本ずつ走り、良いほうのタイムで競われる。出走予定時間より1時間ほど早くスタート地点に向かい、先発のライダーのライン取と試走でミスを繰り返した部分をよく確認。
さて、いよいよ1本目。リラックスを心掛けてもやっぱりスタート台に立つと緊張する。とはいえ、何とも心地いい緊張感。まずは最初のドロップオフ気味なコーナーで失敗しないことだけを心掛け(先発のライダーで何人か撃沈されている部分)、試走で失敗した部分を丁寧に走る。根っこセクションを超えてAコースに入ったあたりでチェーンが外れる。斜度はそれなりにあるので、止まってしまうことはないがコーナーでの踏ん張りと脱出のトラクションがかけれないので大幅にタイムロスを覚悟。この上転倒したらつまらないのでより丁寧に走り、クランクを回せるところではできるだけ回すことでゲレンデ区間に出る直前にチェーンが引っ掛かる。これ以上体力を使ってもしょうがないのでゲレンデ区間では応援の仲間に手を振ってゴール。タイムは3分1秒ほにゃほにゃ。
2本目はカテゴリーに関係なく、タイムの遅い順のリバーススタート。チェーン脱落防止のため、リアのローギアは必要ないと判断したので変速できないようにリアメカの可動範囲を狭めて、その分チェーンをカットしてリアメカのテンションをアップさせた。余裕をもって昼食をとり、出走時間に合わせてスタート地点に向かう。
1本目のトップとのタイム差は30秒以上あり、入賞圏内との差も20秒ほどある。チェーントラブルで10秒、ライン取りで5秒のタイムロスを考え残り5秒を頑張る作戦。スタート後は1本目同様最初のコーナーだけ慎重に走り、その後のセクションは1本目よりも安全マージンを外して攻める。シングルトラックセクションは順調にクリアし、明らかなタイムアップを自覚するものの根っこセクションでラインを外してあわやコースアウトしそうになる。Aコースに入ってからは今回はチェーンが外れることが無かったの出来るだけ足を回すが、試走よりも速いスピードになっているのでバタバタして上手く走れていない。ゲレンデセクションも残る体力の限りペダルを回し、ギリギリのラインでゴールをくぐる。
タイムは2分46秒41でゴール時点では暫定5位なれど、当然その後タイムは更新されて最終リザルトは8位(トップとのタイム差27秒38)。当初の作戦通りのタイム短縮はかないませんでした。実力以上のものは出ませんね。
レースイベントには4年ぶり(?)の復帰でしたが、来年もエントリーしたいと思わせてくれる楽しいイベントでした。応援ありがとうございます。
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と、レースレポートを読む機会が何度かあったので、そんな風な文書にまとめてみました。偉そうに書いてるように思われますが、実はそんな大したことしてません・・・。単なるテクニックと体力不足です。言い訳するなら日頃コースを走ってないのと、トレイルライドだと全力で走ることもタイヤをロックさせて走ることも出来ないので、そのあたりの感覚を取り戻せば来年は入賞くらいは真面目に狙いたいなぁ~と来年の自分にメッセージを送っておきます。
イベント自体も今回は友人家族と出かけたのでピットとは名ばかりの子供は持参したプールやシャボン玉で遊んでいるようなものなのです。楽しく遊んで、走ってペンションで美味しいご飯を食べるイベントです。興味が生まれた方は是非来年ご一緒しましょう!もちろんお子様連れも大歓迎です!初心者も大大歓迎です!!
大会公式HP http://www.shimano-event.jp/11bikers/top.html
リザルト http://www.shimano-event.jp/11bikers/result/144-1.Pdf
大会の様子 http://allsports.jp/event/00069857.html
レースやってた時は色んな意味で若かったスタッフ ふじおか
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